必要なもの

葉酸の欠乏と胎児の危険

妊娠したら葉酸の摂取が必要になると言われています。葉酸とは、ビタミンB群の一種で、細胞の代謝を助ける栄養素として知られています。なぜ妊娠したら、葉酸が必要になるのかというと、おなかの中にいる赤ちゃんのDNAの合成に必須で、特に遺伝情報を司る細胞の生産に関わってくるためです。ですので、妊娠中、特に妊娠初期に葉酸が著しく欠乏してしまうと、胎児の神経管に異常をきたす恐れがあり、先天性の神経管欠損症のリスクが高くなるので注意が必要です。妊娠に気づかず栄養バランスの悪い食生活をしてしまわないよう、日頃から気をつけなければなりません。また妊娠期でなくとも、葉酸が欠乏すると、下痢、うつ、舌炎などの症状を引き起こすことがあります。

その名のとおり野菜から摂取

妊娠初期の必須の栄養素である葉酸ですが、どのような食べ物に多く含まれているのでしょうか。葉酸はその名のとおり、野菜類に多く含まれています。とくに、えだまめ、アスパラガス、ほうれんそう、ブロッコリーなどに含まれているので、日頃から摂取するように心がけてください。また、意外ですが、動物の肝臓にも葉酸は多く含まれています。牛、豚、鳥のレバーには多量に含まれています。しかしながら、レバーは過剰摂取をすると、胎児に悪影響を及ぼす場合があるので、野菜から多く摂取したほうがよいと言われています。どうしても野菜などが苦手で食べられない場合などは、ドラッグストアなどでサプリメントも売られているので、上手に活用するとよいでしょう。